FIDELIX
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AH-120K (アコースティックハーモネーターシステム)

創立30周年新製品

アコースティック・ハーモネーター AH-120K と専用スーパー・ツイーター FT-120K 左右のセット

価格 168,000円
(5% 税込)

豊富な超高域によるリアルな気配と臨場感!
超高域は心地よい時の脳波であるα波を誘発するといわれていますが、確かに快適です

快適な音楽再生をするには超高域が必要なことが明らかとなり、SACD や DVD オーディオが誕生しました。AHS は特許技術により使用中のスピーカー端子にアコースティック・ハーモネーター AH-120K をつなぐだけで、CD、MD、MP3 であっても、この用途専用に設計された圧電フィルム式スーパー・ツイーター (FIDELIX FT-120K by Take T) から 120kHz までの超高域を軽々と再生いたします。どのような装置であっても超高域効果が確実に発揮されるよう空間合成いたしますので、デジタル・サウンドの堅さや冷たさから開放され、音楽が長時間楽しめます。

Take T

実測データ

帯域幅 100kHz の音楽収録用マイクロフォン (サンケンマイクロホン製 CO-100K) にて測定

サンケンマイクロホン

20kHz 以上が欠落した CD の音響出力 AHS を使用した超高域が豊富な音響出力

FIDELIX オリジナルの特許技術

'94発売の SH-20K で '94オーディオ銘機賞 (音元出版) やデジタルオーディオ革命大賞 (コスモヴィレッジ) を受賞したヒット商品の原理を基に、AH-120K は空間合成用にリファインしたものです。いずれも以下の特許が成立しています。

  • 日本特許 3605706
  • 米国特許 5754666
  • 欧州特許 0706299B1
  • 韓国特許 0377291

音元出版

コスモヴィレッジ

ごく最近に聞いたハーモネーターに関連する「今だから言える裏話」

        

 某大手メーカーOBからごく最近に聞いた「今だから言える裏話」です。CDが誕生したのは1982年10月ですが、その2年後に大橋力(つとむ)筑波大教授(芸能山城組を率いる音楽家の山城祥司氏でもある)から20kHz以上が必要という論文(日本音響学会視聴覚研究会資料H-84-42,1984年10月22日)が発表されました。ちょうどCDが普及しはじめた時期なのでオーディオ業界はとても困りました。このため大手のオーディオメーカーたちは非公式に何回か集まって、この対応について協議をし、EIAJにおいても会合が開かれました。結論として、反論すると騒ぎが大きくなりそうなので反論しないことを申し合わせました。結果としてこの策はおおむね成功し、大騒ぎには至りませんでした。そしてCDはLPを駆逐するほどに大成功を収めました。 このときの論文に対する業界内部の反応ですが、「そんな馬鹿な!」という真っ向からの否定派と、「その通り!」という肯定派に真っ二つに分かれていたとのことです。そして「その通り!」と思った人たちは、後にフルエンシーやレガートリンクなどの超高域を修復する技術や、SACDやDVDオーディオの開発に取り組むことになります。 今ではこの超高域効果が広く認識され、100kHz帯域幅のスーパーツイーターやマイクロフォンまでが発売されるに至りました。これらの結果からすれば大橋理論は正しかったといえます。しかし、「聴覚には十分なフォーマット」として売り出したCDやさらにMD、MP3などを販売しているオーディオ業界としては、「CDでは帯域が不十分で、より超高域が必要!」とはいまさら声高に言えない状況にあります。そのため、SACDやDVDオーディオもなかなか普及せず、その雲行きさえも怪しくなってきているのが現実です。彼いわく「LPに戻るわけにもいかず、テレビもデジタルになるからハーモネーターにとっては追い風ですね?」とのことでした。ちなみに彼は発売当初からCDの音には違和感を持っていたので肯定派だったとのことです。


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           1982年頃のコンパクト・ディスク発売時の説明文(以下、原文のまま)

 コンパクト・ディスクは、現代の最先端を行くディジタル技術をレコードの世界に生かした画期的な性能を持つ新しいオーディオ・システムです。音質は非常に忠実度が高く、雑音は殆どなく、澄んだ迫力のある音を楽しむ事ができます。それは記録再生の方式が従来のアナログ方式とは全く異なっているからです。
 従来のレコードは音の振動そのままを直接溝に刻みこんでいました。しかしC.D.では音楽信号を微細に分解し、それをコンピューター等で使う符号に置きかえて記録します。音は空気振動の波ですが、それをマイク等で電気信号の波にかえます。その波を一秒間に44,100に分解し、そのひとつひとつの大きさを約65,000の段階で表わします。この様にすると音楽信号はすべて数字で言い表わせる事になります。その数字を0か1だけの2進法に置きかえて、ディスク表面に信号のあるなしを表わすパルス符号として記録します。これがPCM方式です。この様に細かく分解しますと、人間の耳では全く分解した事は感知できません。美しいカラー写真を顕微鏡で見ますと、細かい点からなり立っているのと同じです。再生には針を使わずに細いレーザー光線をあてて符号を読みとり、再び元の波形を組み立てる訳です。従って再生時はディスクの表面に全く非接触なので、その寿命は半永久的とも言えます。この様にディジタル方式ですと実際に記録されるのはあるかないかの符号だけですので、たとえ記録符号が歪んだりしてもあるなしだけ判別できれば、全く影響なく完全な元の音が組み立てられます。つまり記録再生時の音に対する影響が大変に少なく、マスター・テープそのままの音が忠実に再生されます。
 このC.D.はプロ用ディジタル録音システムとほぼ同等の素晴らしい規格を持っています。記録信号は16ビットで、音の大小の幅を表わすダイナミック・レンジは90dB以上と従来より大幅に広がりました。ホールできく生のオーケストラは約100dB程といいますから、ほぼ生に近い迫力を再生できる事になります。もちろんピチパチと言った針による雑音は全くありませんし、SN比は従来より著しく向上、雑音は殆どきこえません。音のユレを生じるワウ・フラッタッター(回転ムラ等)は測定できない程少なくなりました。左右の音が混じりあってしまうクロス・トークは全くと言っていい程ありません。そして音を汚す歪も従来より一桁少ない0.05%以下となり大変に澄んだ美しい音が再生できる様になりました。
 このディスクの信号面は保護膜におおわれており直接外から触れる事はできませんが、レーベルの反対側の光った面からレーザー光線を当てて、符号を読みとりますので、その面に汚れや傷をなるべくつけない様ご注意下さい。もし汚れがついてしまった場合は柔らかい布で軽く拭きとって下さい。油等しつこい汚れの場合はエチルアルコールで拭きますときれいにとれます。表面が濡れている場合は乾いた布で拭いて下さい。従来のLP用スプレーやクリーナーはご使用にならないで下さい。

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